姫乃たま(ひめの たま)

 
 
1993年、東京都生まれ。10年間の地下アイドル活動を経て、2019年にメジャーデビュー。
 
2015年、現役地下アイドルとして地下アイドルの生態をまとめた『潜行~地下アイドルの人に言えない生活』(サイゾー社)を出版。以降、ライブイベントへの出演を中心に文筆業を営んでいる。
 
音楽活動では作詞と歌唱を手がけており、主な音楽作品に『パノラマ街道まっしぐら』『僕とジョルジュ』、著書に『職業としての地下アイドル』(朝日新聞出版)『周縁漫画界 漫画の世界で生きる14人のインタビュー集』(KADOKAWA)などがある。
 

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2020

 地下アイドルを取り巻くトラブルの法律的対処をまとめた『地下アイドルの法律相談』(日本加除出版)を出版。
 新型コロナウイルス感染拡大のため、出演予定のイベントが相次いで延期/中止に。徐々に無観客で映像を配信するスタイルに切り替わったが、これまでと異なるイベント形式に適応できず、秋以降イベントへの出演を休業。
 『実話ナックルズ』で連載していた地下アイドルのインタビューが『アイドル病 それでもヤメない29の理由』(大洋図書)として電子書籍でリリース。
 古賀学撮影による水中ニーソ写真集『water proof girl #17 姫乃たま』がリリースされるなど、うれしい意外な展開もあった。


2019

 ビクターエンタテインメントよりアルバム『パノラマ街道まっしぐら』をリリースしてメジャーデビュー。写真集『私小説』(サイゾー社)を出版。
 430日に渋谷区文化総合センター大和田さくらホールでワンマンライブ「パノラマ街道まっしぐら」を開催。10年間掲げてきた地下アイドルの看板を下ろす。
 卒業後は文筆業を中心に、「TALK LIKE BEATS supported by RealSound」や「ラジオ消した?」などの番組や、トークイベントに数多く出演。


2018

 『コミックビーム』の連載を単行本化した初のインタビュー集となる『周縁漫画界 漫画の世界で生きる14人のインタビュー集』(KADOKAWA)を出版。 中川ホメオパシー原作、河崎実監督の映画『シャノワールの復讐』の主演や、リニューアル復刊した『バースト・ジェネレーション』(東京キララ社)の表紙&巻頭グラビアに登場するなど活動は多岐に渡った。 音楽活動では、以前よりボーカルとして参加していた宅録ユニットFriendlySpoonが「フレスプ」に改名してバンド形態で活動再開。近田春夫38年ぶりのソロアルバム「超冗談だから」にコーラスで参加したり、「もしもし、今日はポンチャック」のリリースを記念して韓国ソウルでライブを開催するなど活発に活動を続けている。 2019年4月30日に渋谷区文化総合センター大和田さくらホールで開催されるワンマンライブを持って、地下アイドル卒業を発表。


2017

 2月7日、渋谷WWWで3回目のワンマンライブ「アイドルになりたい」を開催。400人を越える人たちが押し寄せた。
 現役の地下アイドルとそのファンに収集したアンケート結果を、自身の地下アイドル経験から読み解く『職業としての地下アイドル』(朝日新書)を出版。
 2枚目のソロアルバム「もしもし、今日はどうだった」をリリース。このアルバムをポンチャックアレンジにしたカセットテープ「もしもし、今日はポンチャック」も発表し、音源を発表する媒体も、地下アイドルとしても、枠にとらわれない活動を展開している。


2016

 11月23日、姫乃たまのソロ名義では初となる全国流通アルバム「FirstOrder」をリリース。町あかりのプロデュースによる「おんぶにダッコちゃん c/w たまちゃん!ハ~イ」、僕とジョルジュ名義で「恋のすゝめ c/w 変な恋」のレコードをリリース。漫画家の西島大介と結成したコンテンポラリー・ポップ・ユニット「ひめとまほう」もタワーレコード限定流通シングルを3枚リリース。作詞と歌唱で参加したムーンライダーズ岡田徹さんのソロアルバム「Tの肖像」もリリースされ……えーっと、リリースが隔月ペースに。


2015

 佐藤優介、金子麻友美と音楽ユニット「僕とジョルジュ」を結成。歌唱と作詞を担当するようになる。スカート澤部渡による楽曲提供や、山崎春美(タコ/ガセネタ)とのデュエット曲が収録されたアルバム「僕とジョルジュ」をリリース。これを機に音源のリリースペースが急速に上がって行く。
 同時期に過去の連載をまとめて加筆修正した単行本『潜行 地下アイドルの人に言えない生活』(サイゾー)を出版。連載が10本を越える。


2014

 長きに渡ってお世話になった『ChuッSPECIAL』が休刊。姉妹誌の『Yha! Hip&Lipe』にお引越しするも、間もなく休刊。別れを惜しんで書いた、エロ本業界の現状に関する文章が注目され、サイゾーやコアマガジン社、マイウェイ出版など、いくつかの媒体で一斉に連載が始まる。
 スキップカウズのアルバム「フルムーン」へのコーラス参加や、FriendlySpoonのファーストアルバムでは全曲歌唱するなど、音楽活動も盛んに。


2013

 『ChuッSPECIAL』の読者ハガキコーナー「チュスペ予備校」内で、4コマ漫画(描けません!)の連載が始まる。ギターの弾き語り(弾けません!)イベントにも頻繁に誘われるようになり、なぜか弾き語り(再・弾けません!)をするために初めて地方遠征へ行くことに。できないことが面白がられる、地下アイドルビジネスが体現された年だった。


2012

 2月11日、2度目のワンマンライブを機に短い活動休止期間に入り、姫乃たまに改名して活動を再開。
 写真集『インディーズアイドル名鑑』(河出書房新社)の監修に携わったことで、地下アイドルの文化を外に伝えていくことに興味を持つ。活動が地下アイドルとしてのライブ以外にも広がったことで、バンドのゲストボーカルや、イベントでの司会に呼ばれるようになっていく。


2011

 東日本大震災の影響でいくつかのライブが中止になり、代わりに電力を使用しないアンプラグドのライブや、チャリティイベントに出演した。先の見えない状況の中、ライブハウスで顔を合わせたファンの人たちの安堵した表情に、地下アイドルという仕事の意義を見出す。
 誘われるがまま受けた舞台の仕事で稽古に忙殺され、地下アイドルが最も引退しやすい活動3年目と、高校卒業という転機が重なったにもかかわらず、辞め時を逃す。


2010

 2月11日、投票制ライブの優勝商品だった「ライブハウス1日使用権」を活用して、初めてライブイベントを主催する。これをきっかけにライブハウスでのライブイベントや、飲食店でのトークイベントを定期的に主催するようになる。
 初のオリジナル曲「三両列車でにゃんだりあ」を始め、CD-R3枚制作。イベント主催の経験を活かして1021日に渋谷STAR LOUNGEで初のワンマンライブを開催。100人以上を動員する。偶然、取材しに来ていた編集者の目に止まり、ワニマガジン社の成人誌『Chuッ』でライターデビュー。


2009

 4月30日、知人に誘われたのをきっかけに、軽い好奇心でプレアイドルの聖地である四谷Live inn Magic(旧・四谷サンバレイ)の舞台に立つ。偶然デビューライブを観ていた関係者に誘われて、投票制のアイドルライブに出演することになり、右も左もわからないまま50本ほどのライブイベントに出演。